「パデル」という名前を最近よく見かけるようになったけれど、テニスと何が違うのか、どうやって始めればいいのか分からない——そんな方に向けて、基本ルールと始め方をやさしくまとめました。
パデルとは
パデルは、テニスとスカッシュを掛け合わせたような、壁を使うラケットスポーツです。コートはテニスの約1/3の広さ(20m×10m)で、四方をガラスと金網の壁で囲まれています。壁に跳ね返ったボールも打ち返せるのが最大の特徴で、2対2のダブルス専用競技として行われます。

1969年にメキシコで考案され、スペインやアルゼンチンを中心に世界的に普及してきたスポーツです(詳しい歴史はパデルの歴史と世界への広がりの記事で解説しています)。テニスに比べてコートが狭く、サーブも下から打つため、運動経験を問わず始めやすいと言われています。
基本ルール
サーブ
- サーブはボールを一度ワンバウンドさせてから、腰より低い位置で打ちます(アンダーハンドサーブ)
- 対角線上のサービスエリアに入れる必要があります
- テニスと同じく、2回まで挑戦できます(1本目が失敗しても2本目でやり直せます)
得点の数え方
得点方式はテニスと同じ「15→30→40→ゲーム」で進みます。公式戦では6ゲーム先取で1セット、3セットマッチ(2セット先取)で勝敗が決まることが多いです。
壁の使い方
- 自分のコート側では、相手からのボールをワンバウンドするまでに打ち返します(バウンド前に壁で跳ね返っても構いません)
- 自陣の壁(横壁・後ろ壁)を使ってから相手コートに返すのはOKです
- 2回以上バウンドしてから返すと失点になります
- 相手コートに返したボールが、相手側の壁を経由せず直接コート外に出てしまった場合も失点になります
コート・ラケット・ボール
- ラケットは穴の空いた板状で、テニスのようなストリング(ガット)はありません
- ボールはテニスボールに近いですが、内部の空気圧が少し低いものを使います
- コートはガラス壁と金網フェンスで四方を囲まれた屋内・屋外両方のタイプがあります

パデルの始め方
1. コートを予約する
多くの施設が初心者向けにラケット・シューズのレンタルを用意しています。まずは近くのコートを探してみましょう。→ 関東のパデルコート一覧・探し方
2. 動きやすい服装で行く
テニス・バドミントン等と同じ運動着で問題ありません。専用シューズがなければ、テニスシューズやインドアシューズでも施設によっては利用できます(事前に施設へ確認するのがおすすめです)。
3. レンタル用具で体験してみる
いきなりラケットを買う必要はありません。まずはレンタルで数回プレーしてみて、続けられそうであれば自分のラケットを検討しましょう。→ 初心者向けパデルラケットおすすめ6選
4. 施設のレッスン・体験会を活用する
コートによっては、初心者向けの体験会やレッスンを開催しています。ルールを覚えながら基本的なショットの打ち方も教えてもらえるので、独学より上達が早いことが多いです。

まとめ
パデルは「壁を使う」という一見複雑そうなルールがありますが、実際にコートに立ってみると数分で感覚がつかめるスポーツです。まずは近くのコートでレンタル用具を借りて、気軽に体験してみてください。

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