【週刊パデルダイジェスト 9/19号】バンデハを覚えよう|世界1位タピア選手がネットを守り抜く一球

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パデルを始めたばかりの人が、来週のコートで一歩前進できるような話題を毎週お届けします。今週は、パデル最初の壁になりやすい「バンデハ」というショットと、世界ランキング1位アグスティン・タピア選手のプレーから見えてくるヒントです。

今週の上達ヒント:バンデハを覚えよう

テニス経験者がパデルを始めたとき、頭上に高く上がったボールを見ると、つい「スマッシュで叩き込みたい」という体が染みついています。でもパデルのコートは四方をガラス壁と金網で囲まれているため、全力のスマッシュは思わぬ形で裏目に出ます。強く打ちすぎてボールが後ろの壁を越えてコート外に出てしまったり、相手に強烈なカウンターの起点を与えてしまったりするのです。

そこで登場するのが「バンデハ」というショットです。スマッシュとボレーの中間にあたる、パワーを抑えてコントロール重視で打つ技術で、狙いは「決める」ことではなく「相手コートの深いところに落としながら、自分たちのネットポジションを守る」ことにあります。派手さはありませんが、パデルでは最も使用頻度が高いショットのひとつと言われています。

次回コートに立ったとき、頭上のボールをすべてスマッシュで終わらせようとせず、1球でもいいので「軽く当てて深く落とす」バンデハを意識してみてください。派手な一発を決めることより、ネットを譲らずに守り抜くこの一球の精度が、実はパデルの勝敗を大きく左右します。

文章だけだと動きがイメージしにくいと思うので、世界的な女子トッププレーヤーAlejandra Salazar選手本人が解説する動画も貼っておきます(スペイン語ですが、フォームの動きを見るだけでも参考になります)。

今週の注目ギア:SNAUWAERT Vitas 355

バンデハのようなコントロール重視のショットは、実はラケットの重さも影響します。振り遅れず、狙った場所に正確に当てるには、まず軽量なラケットで感覚をつかむのがおすすめです。

「SNAUWAERT(スノワート)Vitas 355」は、当サイトの初心者向けラケットおすすめ6選で紹介している中でも最軽量(355g)のモデル。腕への負担を抑えたい方、非力さが気になる方、そして今回のようにコントロール系のショットをまず練習したい方に向いています。

SNAUWAERT Vitas 355

本場パデルのひとコマ:世界1位タピア選手がネットを守り抜く一球

世界ランキング1位、アルゼンチン出身のアグスティン・タピア選手をご存知でしょうか。パートナーのアルトゥーロ・コエリョ選手とのペアで、現在のプレミアパデル(世界最高峰のプロツアー)を席巻している選手です。バックハンド側(コート左)を主戦場とし、その爆発力とクリエイティブなプレーで知られています。

派手なビボラ(スライス回転をかけたスマッシュ)や強烈なスマッシュも武器にする一方、タピア選手の強さを支えているのが、安定したバンデハでネットポジションを譲らずに守り抜く技術だと言われています。世界最高峰の舞台でも、勝敗を分けるのは一発の豪快なショットだけではなく、こうしてネットを守り続ける一球の精度だということです。

今週紹介した「まずはバンデハを丁寧に」という練習方針は、実は世界のトップ選手たちが日々磨いているのと同じ技術です。焦ってスマッシュを覚えようとするより、コート脇でバンデハの感覚を積み重ねる方が、案外近道かもしれません。

Premier Padel公式チャンネルが公開しているタピア選手の2024年ベストプレー集も貼っておきます。バンデハがどんな場面でどう使われているか、動きを見てみると練習のイメージがつかみやすくなるはずです。

【国内】アジア競技大会、9/19に開幕

本日9月19日、第20回アジア競技大会(愛知・名古屋)が開幕しました。パデルは今大会で正式競技として初めて採用されており、日本のパデル界にとって大きな一週間です。日程・見どころは、当サイトの観戦ガイド記事でまとめています。

まとめ

今週は、パデル最初の壁になりやすい「バンデハ」というショットを取り上げました。派手なスマッシュより、まずはこの一球の感覚をつかむことが、コートでの安定につながります。来週もこの枠で、パデルを一歩前進させるヒントをお届けします。


出典:Wikipedia「Agustín Tapia」、Padel FIP公式プロフィール、バンデハ(BANDEJA)解説(PADEL TRIP BLOG)

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