ラケット選びに気を取られがちですが、実はシューズこそ安全に関わる重要な用具です。「専用シューズがなければテニスシューズでも施設によっては利用できます」とだけ聞くと、どのテニスシューズでもよさそうに思えますが、そこには見落とせない注意点があります。
シューズ:「オールコート用」では滑ることがある
パデルコートの多くは、人工芝に砂をまいた「砂入り人工芝」です。この路面は見た目以上に滑りやすく、パデル専用シューズには、急な方向転換でもしっかりグリップする「ヘリンボーンパターン」等の特殊なアウトソールが採用されています。
ここで注意したいのが、テニスシューズの中でも「オールコート用」はこの路面と相性が良くないということです。オールコート用はハードコートやカーペット向けに作られており、砂入りコートでは十分なグリップが得られません。一方、「オムニ・クレーコート用」は土や砂が混じったコート専用に、スパイクのような細かい突起のあるソールを採用しており、砂入り人工芝との相性がパデル専用シューズに近くなります。
テニスシューズで代用する場合は、「オールコート用」ではなく「オムニ・クレーコート用」を選ぶのが、滑って転倒するリスクを減らすポイントです。迷った場合は、レンタル用具がある施設でまず借りて試すか、施設スタッフに聞いてみるのが確実です。
ウェア:動きやすさと速乾性を優先する
パデルは短い距離でのダッシュ・急停止・方向転換が多いスポーツです。専用ウェアは伸縮性のある素材・人間工学に基づいたカットで、回転やスプリントの動きを妨げないよう作られています。パデル専用ウェアがなくても、以下のポイントを押さえればテニスやその他のスポーツウェアで十分対応できます。
- 伸縮性のある素材:動きを妨げないストレッチ生地
- 吸汗速乾:ラリーが続きやすい競技のため、汗を素早く発散する機能があると快適
- 擦れにくいフィット感:ダブダブすぎる服は、ここぞという場面で生地の擦れ・引っかかりの原因になることがあります
英国発のスポーツファッションブランド「Admiral(アドミラル)」のように、機能性とデザイン性を両立したウェアも選択肢の一つです。
まとめ
専用シューズがベストですが、テニスシューズで代用するなら「オールコート用」ではなく「オムニ・クレーコート用」を選ぶことが、パデルの砂入り人工芝コートで安全にプレーするポイントです。通う回数が増えてパデル専用シューズを検討したくなったら、週刊パデルダイジェスト 9/26号でアシックスのエントリーモデルを紹介しています。用具全般を見直したい方は初心者向けパデルラケットおすすめ6選、コートを探している方は関東のパデルコート一覧・探し方もあわせてご覧ください。
出典:オールコート用テニスシューズの特徴や選び方(デサント)、【テニス】オムニ・クレーコートに適したシューズとは?(アルペングループ)、パデルでテクニカルな服装を選ぶことがなぜ重要なのか(Padel ITA)


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