🎾 結果(2026年10月29日):FIPワールドカップのアジア・アフリカ予選(クウェート)で、日本女子は準決勝でインドネシアに1-2で敗れ、11月2日開幕の本大会への出場を逃しました。日本男子はバーレーンに2-1で勝ちましたが、グループ3位でグループリーグ敗退となりました。
アジア大会の金メダルから1か月。日本女子は、世界の舞台への最後の切符をかけて、クウェートで開かれたアジア・アフリカ予選に挑みました。このページでは、日本の戦いと、11月2日にドーハで開幕するFIPワールドカップの見どころをまとめています。
日本代表の成績
| 種目 | 結果 |
|---|---|
| 女子 | グループA 1位(サウジアラビアに3-0、オマーンに3-0)→ 準決勝でインドネシアに1-2 |
| 男子 | グループD 3位(モロッコに0-3、チュニジアに0-3、バーレーンに2-1)。準決勝に進めるのは1位のみで、グループリーグ敗退(1位はモロッコ) |
この予選では、女子は準決勝の勝者2か国が、男子は優勝した1か国が本大会に進みます。女子はインドネシアとエジプト、男子はオーストラリアが出場権を手にしました。
準決勝:アジア大会決勝の再戦で、インドネシアが雪辱
準決勝の相手は、1か月前のアジア大会の女子決勝で日本が破ったインドネシアでした。団体戦はペア同士の試合を3試合行い、先に2勝した国が勝ちます。
| 試合 | 日本 | スコア | インドネシア |
|---|---|---|---|
| 1試合目 | 北尾・沓名 | 6-4, 4-6, 2-6 | プトリア/サバティーニ |
| 2試合目 | 徳本・串間 | 6-2, 6-3 | アルミニ/クスマ |
| 3試合目 | 塚本・小澤 | 4-6, 3-6 | サブリナ/グムルヤ |
1試合目は北尾亜希・沓名舞子組が第1セットを先取しましたが、逆転で落としました。2試合目は、アジア大会の金メダリスト・徳本佳恵選手が串間よし乃選手と組んでストレートで勝ち、1-1のタイに戻します。勝負の3試合目は、同じく金メダリストの塚本早紀選手が小澤琴巳選手と組みましたが、ストレートで敗れました。アジア大会で徳本・塚本組は、準決勝でプトリア/グムルヤ組、決勝でサバティーニの組を破っています。その選手たちに、今度は団体戦で返された形です。
アジア大会はペアごとの種目でしたが、この予選は国の総合力を競う団体戦です。金メダルの徳本・塚本ペアも、ここでは別々のペアで戦いました。国際パデル連盟(FIP)はこの勝利を「インドネシアのパデルの成長を示すもの」と伝えています。アジアの頂点を争うライバルが、1か月でここまで追いついてきました。
日本代表の村澤智明ヘッドコーチは今年、女子について「世界ベスト8以内」を掲げていました。その舞台に立てなかった悔しさは、選手たちが一番感じているはずです。男子は最終戦でバーレーンに2-1で勝ち、1勝を持ち帰りました。村澤ヘッドコーチは「アジア予選を突破できない苦しい局面が続いている」と語り、悲願の予選突破を目標にしていました。男女とも、2年後の世界大会へ向けた戦いがここから始まります。
日本の全試合の映像
日本代表の6試合は、すべて国際パデル連盟の公式YouTubeチャンネルの配信で見られます。どれも数時間ある長い配信なので、気になる試合を選んで見るのがおすすめです。
女子 準決勝:日本 対 インドネシア(1-2)
女子 グループA:日本 対 サウジアラビア(3-0)
女子 グループA:日本 対 オマーン(3-0)
男子 グループD:日本 対 バーレーン(2-1)
男子 グループD:日本 対 モロッコ(0-3)
男子 グループD:日本 対 チュニジア(0-3)
FIPワールドカップ、11/2ドーハで開幕
予選が終わり、本大会の顔ぶれがそろいました。FIPワールドカップは11月2日から7日まで、ドーハのハリーファ国際テニス&スカッシュ・コンプレックスで開かれます。男女それぞれ16か国がグループリーグを戦い、決勝は11月7日です。
観るには:前回2024年大会の決勝と今回の予選は、国際パデル連盟の公式YouTubeチャンネルで配信されました。本大会の配信情報も、このチャンネルで確認できます。日本との時差は6時間(ドーハが6時間遅れ)です。
アジアからは、男子は開催国カタールとUAE、女子はカタールと、予選を勝ち抜いたインドネシアが出場します。日本を破ったインドネシアが世界でどこまで戦えるかは、日本のファンにとっても目が離せないところです。
見どころ:ツアーの最強ペアが、国を背負って敵同士に
優勝争いの中心は、過去の決勝をほぼ独占してきたアルゼンチンとスペインです。国際パデル連盟によると、今回もトップツアーの名ペアが国ごとに分かれます。
- アルトゥーロ・コエジョ(スペイン)とアグスティン・タピア(アルゼンチン):ツアーで世界ランキング1位を守り続ける最強ペア。W杯ではそれぞれ自国のユニフォームを着ます
- ジェマ・トリアイ(スペイン)とデルフィ・ブレア(アルゼンチン):10月末のツアーでも優勝したばかりのペア。W杯ではトリアイがスペイン、ブレアがアルゼンチンを引っぱります(2人の最新の活躍は週刊ダイジェスト11/1号で)
大会の仕組みや前回大会の決勝は、週刊ダイジェスト10/17号の特集で詳しく紹介しています。
日本の次の舞台は、12月の全日本選手権
日本のトップ選手たちの次の大舞台は、国内最高峰の第10回ダンロップ全日本パデル選手権です。予選は12月5〜6日、本戦は12月10〜13日、会場は兵庫県尼崎市のPADEL DOJO。日本パデル協会によると、エントリーの締め切りは11月16日です。会場のPADEL DOJOは、大阪・関西のコート一覧でも紹介しています。
アジア大会で知ったパデルを、自分でもやってみたくなった人は、パデルとは?ルール・始め方と初心者の練習方法からどうぞ。アジア大会の全結果はアジア大会パデル 結果まとめにあります。
出典:グループリーグの結果(国際パデル連盟の公式結果ページ)、Day1, perfect debut for Tunisia and Egypt. Japan’s women also make a great start(国際パデル連盟)、Day2, Indonesia and Lebanon secure double victories(国際パデル連盟)、Day3. Australia, Egypt and Morocco show their strength(国際パデル連盟)、Day4, Indonesia fly to Doha: stunning win over Japan(国際パデル連盟)、Australia celebrate World Cup return(国際パデル連盟)、Friends, teammates, rivals: in Doha, FIP World Cup splits the best pairs(国際パデル連盟)、Doha Fully Primed to Host FIP World Cup Qatar 2026(カタール通信)、「2026年度 パデル 日本代表候補選手」メンバー発表のお知らせ(日本パデル協会)、【第10回ダンロップ全日本パデル選手権】大会概要のお知らせ(日本パデル協会)


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